わたしに何をしてほしいのか…

阪神淡路大震災から丸24年。決して当たり前ではない日常生活を、感謝して過ごしたいものです。ルカ18:35-43。イエスが自分のすぐ近くをお通りになると聞いた盲人は、思わず「ダビデの子のイエスさま。私を憐れんでください。」と叫びました。弟子たちは彼をたしなめますが、イエスは立ち止まってそばに連れてくるように命じられ、彼に問われました。「わたしに何をしてほしいのか。」彼は答えます。「主よ。目が見えるようになることです。」イエスはなぜこんな問いかけをしたのか…。彼の目が見えないことも、それゆえに彼が物乞いをしながら、どんな辛い人生を送ってきたのかもわかっておられたはず。それでも彼の口からお聞きになられたのはなぜか。「『見えるようになれ。あなたの信仰があなたを直したのです。』彼はたちどころに見えるようになり、神をあがめながらイエスについて行った。」イエスの言葉は、彼の人生を一変させました。聖書は約束します。彼(キリスト)に信頼する者は、決して失望することはない。絶望の人生を変えるカギは、ここにあるのです。