主を試みたイスラエル

出エジプト記17:1-16。イスラエルの民は、シンの荒野で「マナ」という不思議なパンを与えられ、次にレフィディムという場所で飲み水がないという試練に遭遇しました。一難去ってまた一難。民はここでも、モーセと争い、「主は私たちの中におられるのか、おられないのか。」と言って、主を試みたのです。目の前の問題に心を奪われ、すぐに主の助けを疑ってしまうのは、私たちにも心当たりがあることでしょう。でも、そんな私たちが思い出したいのは、御言葉の約束です。「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。」岩から水を出された神は、今日も私たちが信仰をもってご自身の名を呼び求めることを待っておられるのです。