節分の豆を打つなら…

「教会でも『豆まき』をするんですか?」と、ある年配のご婦人から。確かに、どこかの神社や仏寺では有名人や政治家が法被を着て「鬼は外、福は内~」と参詣人に豆をまいている光景を目にしますが…教会では特にしません💦本来『節分』とは、読んで字のごとく「季節の分け目」(変わり目)のこと、つまり一年に4回の節分があるわけですが、今日ではもっぱら立春前日を指すようになりました。昔から季節の変わり目は「悪鬼病魔」も横行すると考え、豆でもぶつけて家の外に追い出そうと思ったようですが…本物のサタンはこの行事をどう見ているのでしょう。ほのぼのと目を細くして「どこ吹く風」と安心しきっているのでは。クリスチャンは、「豆」は「摩滅」だなどという子ども騙しの語呂合わせやお面をかぶった鬼ごっこのお芝居ではなく、この世を支配し、私たちの心中にもどっかりと居座るサタンを打ち滅ぼすために、主イエス・キリストの御業により頼むしかありません。「まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。」「鬼は外、主に栄光!」豆を打つなら、おのが心にでしょう。