泥沼の底から…

今日のディボーションの箇所は詩篇69篇から。ダビデが望みのない深い孤独の中から、神に祈り求める詩篇です。「深い泥沼」「大水の底」「奔流」とは突然にダビデを襲った大きな不幸を譬えています。「神よ、私を救ってください。」人はみな、ダビデのような叫びをすることがあるのではないでしょうか。それは信仰者であっても同じです。しかし、ダビデはこう続けました。「しかし主よ。この私は、あなたに祈ります。」神は私たちをご自身に近づけるために試練をお与えになりますが、悪魔は私たちを神から引き離すために誘惑をしかけてきます。この見極めがなんとも難しいところです。皆さんにとって今年一年は、神に近づいた年だったでしょうか、それとも遠ざかった年だったでしょうか。明日は今年最後の主日礼拝。お忙しい年末ですが、心静めて主の御前に出ましょう。