大胆に福音を語ろう…

6月第四主日、礼拝メッセージは使徒の働き4:1~初代教会における最初の迫害の記事から。ペテロとヨハネが『美しの門』で生まれつき足の不自由な人を癒したことで人々が一斉に集まってきました。そこでペテロは、癒しの奇跡はイエスの御名によること、その方をあなたがたは十字架につけたことを雄弁に語りました。その噂を聞き付けた祭司たちや宮の守衛長たちは、すぐにペテロたちを捕らえて留置し、翌日、最高議会での審問となったのです。しかし、ユダヤの最高権威機関の議員たちを前にしても、ペテロたちは一歩も引かず大胆に福音を語りました。「この方以外にはだれによっても救いはありません。」ほんの数日前まで迫害を恐れて隠れていた同一人物とは、だれも思わなかったでしょう。聖霊に満たされて、信仰に歩む者の力強さを見ました。こうして彼らにとって迫害は良いことではありませんでしたが、それによって多くの人に福音が語られていったのです。