せっかく聖書を読んでも…

デボーションはⅡ列王記22章~。せっかく聖書を読んでも、何が書いてあったのかはよくわからない…と答え続ける信仰生活ほどもったいないものはありません。確かに聖書は、比較的わかりやすい箇所とやや難解な箇所といろいろあります。今日の箇所も一人で読んでいてもわかりにくい箇所かもしれません。「主は地の面のあらゆる民の中からあなたを選んで、ご自分の宝の民とされた。」神の恵みの宣言に対し、その国の王は神に背き続け、民を巻き込み、おまけに偶像の神々を拝んでいきました。それゆえ神は、預言者を通じて「こうして、わたしの憤りはこの場所に燃え上がり、消えることはない。」と告げられたのです。今日そのことが聖書を通じて示されたのなら、私たちにできるのは「自分の衣を引き裂いた。…主を求めよ。」以外にありません。自分の罪に気づき、真に悔い改める者を、主は憐れんで「…あなたの願いを聞き入れる」と宣言してくださるのです。