その日、その時…

デボーションはエレミヤ50章から。主はバビロンの王ネブカドネツァルを用いて、イスラエル国家の滅亡、エルサレムの陥落、捕囚…そして周辺諸国の裁きを行われました。もちろんネブカドネツァルは、すべて自分の力によるものと思い、驕り高ぶりました。でも、主はいつまでもそれを見過ごしてはおられず、ペルシャの王クロスを立てて、バビロンを滅亡させられるのです。バビロンに対する審判の日は、イスラエルの民にとっては回復と救いの日を意味していました。まさに第二の出エジプトの預言です。「わたしはイスラエルの民をその牧場に帰らせる。その日、その時ー主のことばー…わたしが残す者を、わたしが赦すからだ。」この預言を素直に聴いた人々は、現実がどれほど辛く苦しいものでも、トンネルのかなたに明るい出口が見え始めたように思ったでしょう。「神は正しい者も悪しき者もさばく。そこでは、すべての営みとすべてのわざに、時があるからだ。