荒野での試み…

1月第二主日。大阪をはじめ3府県で緊急事態宣言発令要請が出されたことを受けて、今日から私たちの教会も来会自粛となります。主日礼拝は不要不急のものではありませんが、信徒の方々の安全と健康を考慮して役員会で決断しました。礼拝ではマタイの福音書4章から、イエスさまが荒野で悪魔の試みを受けられた箇所から学びました。「試み」には、罪を犯させる「誘惑」と信仰を試される「試練」の二つの意味があります。イエスさまが受けられた試みにもこの両面がありました。結論として、人類の始祖であるアダムは悪魔の試みにまんまと負けてしまいましたが、第二のアダムであるイエスさまは十字架の死に至るまで徹底的に勝利を得られたのです。「…試みを受けて苦しまれたからこそ、試みられている者たちを助けることができるのです。」今まさに世界中が荒野での試みの中にいるようですが、今週も主にあってお一人ひとりの健康と守りを心よりお祈りしています。