奉仕を賜物として…

水曜祈祷会は民数記18章から。主はアロンとその子らの祭司職とレビ人の聖所での務めについて、あらためて告げられました。そこには明確な役割分担が示され、それを無視して資格なしに聖なる用具や祭壇に近づくなら、神の厳しい裁きがあると言われたのです。ここだけを読めばとても厳しい規定のようにも思いますが、逆を言えば、それぞれの分を果たすことの大切さを教えている箇所とも言えます。「わたしはあなたがたの祭司職の奉仕を賜物として与える。」今日はこの御言葉が心に留まりました。教会にも様々な『奉仕』があります。人前に立つものから、人目につかないもの、祈りで支えるものなど…。パウロはそれを『キリストのからだ』という表現をしました。それぞれに役割があり、どれも欠かすことのできない大切な奉仕であるということです。教会でも、ご家庭でも、神は一人一人にふさわしい賜物としての奉仕(役割)を用意しておられるように思います。