アブラハムを覚えておられた…

今日から緊急事態宣言が再発令されました。これまで以上に一人一人が隣人を愛する心をもって行動していかなければなりません。私たちの教会も、しばらく一堂に会することはできませんが、場所は違っても、心一つに礼拝を献げていけるようにお祈りしています。前回の『旧約聖書を学ぶ会』で心に留まった御言葉がありました。「神が低地の町々を滅ぼしたとき、神はアブラハムを覚えておられた。それで、ロトが住んでいた町々を滅ぼしたとき、神はロトをその滅びの中から逃れるようにされた。」ロトの救いの背後には、アブラハムのとりなしの祈りがありました。そこから隣人のため、家族や兄弟姉妹のために献げるとりなしの祈りがどんなに大切か、有り難いことか、あらためて思わされました。自分の拙い祈りを、神は几帳面に覚えていてくださること、また、自分のためにもイエスさまをはじめ、だれかが祈っていてくださったことを、いつか知る時がくるのでしょう。