キリストのうちにこそ…

5月第三主日は小雨交じりのお天気でした。今年は去年より25日も早い梅雨入りとのことです。コロサイ2:6から、いよいよこの手紙の核心部に入っていきます。コロサイの教会には「まことしやかな議論」や「空しいだましごとの哲学」によって誤った信仰に導こうとする者たちがいました。パウロはそうした者たちに惑わされないために、キリストを知識として知るだけではなく、キリストにあって歩まなければならないと勧めていきます。すなわち、この方にしっかりと根ざし、その土台の上に生活を建て上げ、信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝することです。「キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。」このキリストにあって歩むとき、私たちはキリストにあって満たされ、キリストにあって生かされていることがわかるのです。『洗礼』の意味合いについても再確認するメッセージでした。何事も初心忘るべからずの気持ちが大事ですね。