神は常に真実である…

月に一度の旧約聖書を学ぶ会がありました。天地創造から始まってアブラハムの生涯に入り、創世記21章まできました。いよいよ約束の子イサクの誕生です。20章のアブラハムとサラの失態にも関わらず、主は告げられたとおり二人に男の子を授けられました。初めて我が子を抱いたサラは幸せを感じていたでしょう。アブラハムも神の時というものを身に染みて実感したでしょう。サラはその子にイサクと名づけ、アブラハムはその子に割礼を施し、神への忠実を果たしました。「私たちが真実でなくとも、キリストは常に真実である。ご自分を否むことができないからである。」人間の早まった行動で、奴隷の子を産み、その子が契約の子をからかう有り様を見て追放させる…なんと身勝手な人間模様というところもありましたが、そんなところにも神の御手が差し伸べられ、伏線も見事に回収されました。アブラハムの生涯から、神の忍耐と寛容さをあらためて教えられました。