主がお入り用なのです…

2月第三主日、今朝の礼拝メッセージはルカ19:28から、イエスさまがいよいよエルサレムに入城されるところからでした。人々はこの方こそイスラエルをローマの圧政から解放する新しい王として歓迎しましたが、イエスさまは戦いを象徴する馬ではなく、平和を象徴する子ロバに乗って来られたのです。人々の喜びの歓声とは正反対に、イエスさまはエルサレムをご覧になると涙を流されました。人の見るところと主の御心は大きく違っていることを思いました。エルサレムはイエスさまにとって十字架の死を成し遂げる場所です。イエスさまは私たちに先立って苦難の道を歩まれました。でも、その道こそが神の栄光を受けられる道でもあったのです。まさに十字架なくして王冠なし、苦難なくして栄光なしです。「主がお入り用なのです」は、自分が献身した時の気持ちを思い出す御言葉です。イエスさまをお乗せした子ロバのように、主のご用に喜んで仕えていきたいと思います。