主の食卓にあずかる…

3月第三主日、やや風は冷たく感じましたが、穏やかな一日を感謝いたします。礼拝メッセージはマルコ14:12~イエスさまと弟子たちが過越の食事(最後の晩餐)を取られた場面からでした。弟子たちはイエスさまがすべての食事の準備を整えてくださっていたことに驚いたことでしょう。そして、一緒に食事をしている弟子たちの中に、イエスさまを裏切る者がいると聞いて、楽しい食卓の雰囲気は一気に変わったことでしょう。イエスさまはそこでユダの名前を挙げなかったのは、最後まで彼に悔い改めを迫られたからでしょう。「まさか私ではないでしょう」ユダはもちろんですが、他の弟子たちも次々にそう言い始めたのが印象的でした。イエスさまはこの後、ご自分の贖いの死とその意味を弟子たちに教えられ、それが今日の聖餐の原型になっています。聖餐式はイエスさまの十字架の死を思い返すとともに、神が罪人である私たちをどれほど愛されたのかを思い返す時です。