5月第水曜祈祷会、エズラ記7章から御言葉を学びました。神殿工事が完成し、いよいよエズラがバビロンからエルサレムに上って行きます。「エズラは、主の律法を調べ、これを実行し、イスラエルで掟と定めを教えようと心を定めていた。」祭司であり、学者でもあったエズラは、まず自分自身が神の御心をよく調べ、生活の中で実行し、その上で人々に教える人物でした。まさに言行一致の彼の教えだからこそ、人々にも説得力のある言葉となったのでしょう。アルタクセルクセス王の手紙にもエズラに対する尊敬の思いがにじみ出ていました。でも、そんなエズラには自分の功績を誇る様子は一切ありませんでした。「私の神、主の御手が私の上にあったので、私は奮い立って、一緒に上るイスラエル人のかしらたちを集めることができた。」すべての栄光は神に。イエスさまは今も、ご自身の御手があることを私たちに知らせようとして、私たちを遣わし、用いてくださるのです。