いのちの木への道…

8月第二主日、台風一過の青空の一日でした。創世記3章14節から。アダムとエバはサタンである蛇の誘惑に陥り、ついに人類最初の罪を犯してしまいました。神である主はまず蛇に厳しい裁きを告げられるとともに、原福音と呼ばれる救いの計画を啓示されました。また、女と人に対してもそれぞれ裁きを告げられましたが、なお希望となる道も暗示されたのです。神はアダムとエバのために皮の衣を作って着せてくださいました。それは人間の罪を覆うためには、ほかのものの命が流されることを表していました。こうして神は人間をエデンの園から完全に追放し、いのちの木への道を守られました。罪を犯した人間が永遠に生きることなどあってはならないことだからです。それは逆を言えば、人間が救いに至る唯一の道を残されたということです。あまりにも深い内容を短時間に語り尽くすことはできず…。どうかお一人一人に御言葉からさらなる深い気づきが与えられますように。