芳しいキリストの香り…

どこからかキンモクセイの甘い香りが漂ってきます。さわやかな天気に教会前の花たちもどこなくいい表情です。創世記43章16節~。エジプトの宰相になったヨセフの前に、かつてヨセフを売り飛ばした兄たちが弟のベニヤミンを連れて立つ場面です。ヨセフは兄たちのことを知っていましたが、兄たちは目の前の宰相がヨセフだとは知りません。ヨセフは家を管理する者に兄たちをもてなすように命じますが、兄たちはひどい目にあわされる…と思っていました。そんな彼らに管理者がこう言ったのです。「安心しなさい。恐れることはありません。」彼は兄たちを安心させ、水を与え、足を洗い、できる限りのもてなしをしました。彼の言動から、主人のヨセフから良い影響を受けていたことがわかります。人は触れるものに似てくると言いますが、ヨセフの周りにはキリストの香りが漂っていたのでしょう。そんなキリストの芳しい香りを体験しに、あなたも教会に来られませんか。