嵐の中で問われる信仰…

2月第二主日、トルコ・シリア大地震は発生から7日目、死者3万人を超え、さらに増える恐れがあるとのこと。主の慰めと力強い御手があるように…礼拝冒頭にお祈りしました。メッセージはヨハネ6:16‐21、五つのパンと二匹の魚の奇跡の後のガリラヤ湖上を歩かれる奇跡から。弟子たちはイエスに言われた通り、カぺナウムに向かって舟を漕ぎ出しましたが、強風が吹いて湖は荒れ始めました。舟は木の葉のように波に揺られ、元漁師の彼らが溺れて死にそうに思うほどの大嵐でした。そして、夜明けが近づいたころ一晩中漕ぎあぐねて疲労困憊になった彼らのもとにイエスは湖上を歩いて来られました。「わたしだ。恐れることはない。」それは単に「私は幽霊ではない」という意味ではなく、「わたしはある(エゴ―・エイミー)」イスラエルの唯一の神「ヤハウェ」であるという宣言でした。イエスは今日も嵐のただ中におられ、わたしを見るようにと声をかけておられるのです。