洗礼に導かれて…

 私はこの5月に受洗を決意しました。それは、私も受洗して奉仕の恵みにあずかりたい、神さまをもっと近くに感じたいと思ったからです。いつも教会で奉仕している方々の姿を見て、自分もああいう風になりたい…と思っていました。でも、家族にも理解してもらって、洗礼を受けたかったので、まだ時間がかかると思い、その時を待っていたのです。

 私の家は仏教を信じる家庭なので、数珠のブレスレットをして、仏壇や神棚に手を合わせて毎晩拝んでいました。思えば二年前の私は、悩み事を抱えて苦しんでいました。自分のことを犠牲にしてでも、なんとしても叶えてほしい願いでしたが、祈っても祈っても祈りが聞かれることはありませんでした。なぜこんな目に…といつも自分の無力さにいらだっていました。そんな時、ある友人のクリスチャンの紹介で教会の英会話を受講しました。そこで、牧師や同世代の友と出会い、聖書を学び、たくさん祈っていただきました。すると不思議に…私の悩んでいた問題は解決されていきました。神さまは本当に生きておられることを知ったのです。

 私もクリスチャンになりたいと思う一方で、家族とのお墓参りや法事などの行事に出席できないのは無理…と思いました。やはりクリスチャンにはなれない…深い入りするのはやめよう…と思うようになりましたが、神さまはそんな私のことを覚えていてくださいました。その後、しばらくしてアメリカの知人の家でホームステイがあり、そこで自分の中のもやもやする気持ちを正直に神さまに打ち明けて、神さまに背中を向けていた自分、自己中心的だった自分を悔い改めました。そして、イエスさまがこんな私のために十字架にかかって罪を贖ってくださったことを信じ、信仰告白に導かれたのです。

 今まで良かった悪かったと感じたすべてのことが神さまのご計画でした。神さまは乗り越えられることしか私たちにお与えにならないこと、それには必ず意味があり、平安と希望を備えてくださっていることがわかりました。神さまを知ってから、少しずつですが、怒りっぽい、悩みやすい…自分の心が変えられてきていることを感じています。自分だけでなく、周りの人の気持ちや、痛みも考えられるようになりました。神さまがこんな私を理解して、お祈りに応えてくださること、素敵な家族を与えてくださったこと、すべてが感謝です。これからも、家庭内でも職場でも、神さまの愛と栄光を感じてもらえるような御心にかなったクリスチャンになっていきたいと思います。

30代 社会人