沖へいでよ…

1月第二主日、寒の入りを迎え寒さも本格的となってきました。礼拝メッセージはルカ5:1ー11から「そして、そのとおりにすると」のテーマで御言葉を心に留めました。人生は出会いで決まるとよく言いますが、シモンとイエスさまの感動的な出会いの場面。その時シモンは漁師として最悪の朝を迎えていました。イエスさまはそんな彼に「深みに漕ぎ出し、網を下ろして魚を捕りなさい。」と命じられたのです。夜通し働いて、何の収穫もなく、疲れ切ったシモンが、「先生、それは無茶な話しです」と言っても何の不思議もないところ…彼は「おことばですので、網を下ろしてみましょう。」と答えていました。まさに人間の限界こそ、神との機会。驚くべき神の栄光にふれたシモンは、「主よ、私から離れてください。私は罪深い人間ですから。」と人生の方向転換に導かれたのです。聖書の神に出会うのは、決して偶然ではなく、神のご計画です。なぜ自分が…と多くの人は思います。でも、いくら考えても人間の側に理由はありません。あなたの周りで福音を待っている人がいる、あなたでなければ伝えられない人がいる、それが主があなたを選んで、遣わされる理由なのです。