





昨日の旧約聖書を学ぶ会は出エジプト記14章から。いよいよイスラエル人たちがエジプトを出発する箇所で、主はモーセを通じて、引き返して荒野に行くように告げられました。なぜこんな道に行かなければならないのか…と疑問に思う者もいたでしょう。でも、神はそこでご自身の栄光を現すと約束されたのです。ファラオも自ら軍隊を整えてイスラエルを追跡します。後ろにはエジプト軍、前は紅海、もはや八方塞りのイスラエル人たち。こんな場所で死ぬならエジプトで奴隷だった方がよかったと言い出す有様。モーセはそんな彼らに言います。「恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。」主は彼らに前進するように命じました。すると主は一晩中強い東風で海を押し戻し、海を乾いた地とされ、彼らはまさに道なきところに道を造られる主の御業を目の当たりにしたのです。今日の水曜祈祷会も嵐を静められるイエスさまの姿を見ましたが、嵐に怖じ惑う弟子たちは「あなたがたの信仰はどこにあるのですか。」と叱責を受けました。私たちも試練の中でこそ、神の臨在を確信し、本物の信仰者へと造り変えられていくのです。