自分の十字架を負って…

2月第一主日、今朝は風が一段と冷たく感じましたが、穏やかな週の初めを感謝いたします。礼拝メッセージはルカ9章23節を中心にみことばを心に留めました。「イエスは皆に言われた。『だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。」それは弟子たちだけではなく、その周りにいた人々も、あるいはこの記述を読んでいる私たちをも意識して、ルカは書いているように思います。イエスさまに従っていく人生はイエスさまの弟子となる人生です。弟子は主人の命令に従わなければなりません。そのためにはまず自分を捨てることから始まります。古い人を着たままでは新しい人を着ていくことはできません。その上で自分の十字架を負うことです。十字架とは病や重荷のことではなく、クリスチャンであるゆえに受ける辱めや苦しみのことです。イエスさまも「わたしとわたしのことばを恥じるなら」と言われました。十字架なくして、栄冠なしです。最後にイエスさまを主として従っていくことです。イエスさまに従う人生は奴隷のような暗い人生ではなく、神の子どもとしての特権にあずかった光輝く人生なのです。