食べてよい生き物とそうでないもの…

第三水曜祈祷会、今日はレビ記11章から。ここはいわゆる「食物規定」と言われるところです。動物の中で食べて良い生き物について記されています。それはすべてひづめが分かれ、反芻するものは食べても良いとあります。一方で食べてはならないのが、反芻はするが、ひづめが分かれていないいらくだや岩だぬきや野うさぎや豚とあります。水中の生き物についても、ヒレと鱗のあるものはすべて食べても良いが、それ以外の貝類や甲殻類やタコ、イカ、ウナギ、蛙などなどは食べてはならないとあります。鳥類に関しては、もはや詳細な説明もなく、リストだけが挙げられています。昆虫類は羽があったり、四本の足で歩き回るすべてのものはあなたがたに忌むべきものだとあります。食べても良いのは、いなごの類、毛のないいなごの類、コオロギの類、バッタの類などが挙げられています。これらの食物規定を新約時代のキリスト者は守らなくていいのかと言えば、「こうしてイエスはすべての食物をきよいとされた」という言葉に答えが表されているように思います。