





2月第四主日、小雪がちらつく寒い一日でしたが、教会の中は祝福で一杯の一日でした。礼拝メッセージはエレミヤ書31:31ー34から。国敗れ、多くの民が捕囚となり、絶望の淵に立つイスラエルの民に、エレミヤは神の預言を語りました。「見よ、その時代が来るー主のことばー。そのとき、わたしはイスラエルの家およびユダの民と、新しい契約を結ぶ。」エジプトを出たときに与えられた十戒ではなく、神は民と新しい契約を結ぶと言われました。しかもそれは石の板に書き記されたものではなく、あなたがたの心に書き記すというのです。神は義なる正しい方ですから、罪に対して裁きを下さなければなりません。でも、20節にあるように、憐れみ深い愛なる神ははらわたがわななくほど、彼らをあわれまずにはいられないというのです。ここに神が御子を遣わされた理由がはっきりと描かれています。怒りを克服する愛はまさに痛みであるゆえ、これが新約聖書で言えば十字架を指し示すわけです。神の愛が胸に迫ってくる箇所でした。今日は礼拝後は婚約式。さわやかな男女が神の前に誓約をしました。主がお二人の誓約を全うさせてくださり、守り導いてくださいますように。