心は内に燃えて…

4月第四主日、先週の復活祭の喜びを覚えつつ、今日も世界で最初のイースターの日の出来事を覚えました。メッセージはルカ24:13~35、エマオという村に向かう二人の弟子たちの前に、復活の主が現れ、一緒に歩き、話されたところから。二人の弟子たちはエルサレムでイエスさまの十字架の死を見届け、大きな失望感を抱えて歩いていました。イエスさまはそんな彼らの心を知って、ご自分から近づいて来られ、そっと声をかけられたのです。「歩きながら語り合っているその話は何のことですか。」もちろん、イエスさまはそれをご存知でした。ご存知の上で、彼らに問いかけたのです。彼らはイエスさまが死んでしまわれたこと、自分たちの望みが消えてしまったこと、その亡骸さえもなくなってしまったことを話しました。イエスさまは聖書全体に書いてあることを説き明かされ、彼らの心の目を開かれ、心が内で燃える経験を与えられたのです。あの方はイエスさまだった…とわかった時、彼らの喜びはどれほど大きかったことでしょう。今日、聖書を読んで、メッセージを聴いて、私たちの心を燃えさせるのは聖霊のお働きです。復活の主は今日もともに歩いてくださいます。