





5月第二主日、昨夜からの雨も上がり澄んだ青空のもと、母の日歓迎礼拝を献げました。メッセージはへブル2:14~18から。イエスさまが天に上り、その10日後に弟子たちの上に聖霊が降ると初代教会が誕生しました。その後のキリスト教の成立は世界史が示す通りです。現在、正教会、カトリック教会、プロテスタント教会で20億人とも言われる世界最大の信者数となりました。同じ西方教会でもカトリックとプロテスタントの違いをあげれば様々なことが挙げられますが、むしろ共通点を考えるなら、それは使徒信条を告白することす。三位一体の神を信じることは昔も今も簡単なことではありません。人間の常識を超えた、神の神秘的なことだからです。でも、クリスチャンたちは、聖書を正しく読み、1800年以上も前から異端との違いを明確に言語化してきました。中でも、「処女マリアから生まれ」という告白はなんとも不思議なことですが、ここにこそイエスさまが受肉されたことの意義を表しているのです。イエスさまは富んでおられたのに、私たちのために貧しくなられました…。親思う心に勝る親心。私たちが神を愛する以上に、神が私たちをこよなく愛されたのです。