この信仰によって生きる…

5月第四主日、このところ気温差があって体調を崩している方も多いのではないでしょうか。礼拝メッセージはへブル11章から。信仰とは何かと言えば、へブル11章が有名です。「信仰は、望んでいることを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」これが信仰の定義のすべてではありませんが、信仰の根本的な特徴を言い表しています。つまりまだ見ていないこと、経験していない将来のことを、今現実のものとして、すでに実体のものとして確信することです。もちろん、聖書で言う信仰とは、自分がお金持ちになりたい、仕事で成功したい、有名大学に入りたいという自分本位な願いがなんでも聞かれるということでありません。思えばサタンの最初の誘惑も、「それを食べるとき…あなたが神のようになって」というものでした。祈っている内に、神の御心は何か、自分にとって本当に大切なものは何かがわかってくることもあるでしょう。ですから、聞かれない祈りほど大事なこともあるのです。信仰の一丁目一番地は、この世界が神のことばで造られたことを悟り、万物をご支配しておられるのは神であって、その方の愛のただ中を私たちは歩んでいると確信することです。