





6月第四主日、今日も猛暑の中、大勢の方々が礼拝に集われ、主の御名を賛美しました。メッセージはへブル11:17-22から、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの信仰を学びました。アブラハムからは試練に打ち勝つ信仰を、イサクからは未来を思い描く信仰を、ヤコブとヨセフからは死をも恐れない信仰を心に留めました。アブラハム最大の試練と言えば、約束の子イサクを全焼のささげ物として献げよという神の命令です。私たちも時に、神の言葉が矛盾していると思うことがあるのではないでしょうか。でも、私たちには理解できずとも、神の言葉に矛盾はなく、従っては始めて「主の山に備えあり」という神の備えを学経験していくのです。ヤコブもイサクもヨセフもそれぞれに苦難の人生を歩みましたが、へブル書の著者はそのことについては一切記さず、彼らがみな死の間際まで未来を思い描き、天国を憧れていました。私たち罪人が神の子として特権が与えられることは、普通に考えたら奇跡のようなことでしょう。でも、そうした無数の奇跡があって、今の私たちがいるのです。私たちもこの奇跡に感謝して、信仰の襷を次の世代につないでいこうではありませんか。