9月第三主日は、召天者記念礼拝でした。イエス・キリストへの信仰を持って先に召された方々を覚えつつ、天においても地においても同じ神さまの御名をたたえました。メッセージは詩篇121篇から。『都上りの歌』は、旧約聖書の時代、エルサレム神殿を目指す巡礼者たちによって歌われました。彼らが出発しようとすると、その先には赤茶けた岩山が連なっていました。バスも電車もない、寒暖差の激しい環境、足元も悪く危険と隣り合わせ、山賊たちがたむろしている所もある…。思わず口をついて出る言葉がこれでした。「私の助けはどこからくるのだろうか。」でも、彼らはすぐに自ら答えます。「私の助けは主から来る。天地を造られたお方から。」山々が連なっていても、それを造られた神がともにいて助けてくださるのです。彼らを見送る者たちも祈りをもって送り出します。「主はあなたを 行くにも帰るにも 今よりとこしえまでも守られる。」主の守りは、ただ単に巡礼の旅だけに留まらず、それを超えた全生涯を指し、更には今よりとこしえまでも続きます。この世の旅路はいろいろありますが、先に召された方々も同じ御手の中に、私たちもともにそこへ向かう旅人です。






