2023/12/01
ハートフル英会話秋期コースも残すところ、あと二回となりました。今日も和やかなご婦人たちの会話と賑やかな子どもたちの笑い声が会堂に響いていました。英会話は体験クラスがありますが、最初は緊張して受講される方も、次第に講師やクラスの方々と打ち解けて、親しくなっていく様子をみるのは楽しみです。新しい出会いが皆さまの人生をより豊かなものにするようにお祈りしています。教会のデボーションは箴言16章から。「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、主が人の歩みを確かにされる。」人は自分の人生の大きなことも小さなこともよく思い巡らします。今、皆さまはどうでしょう。今日はどんな一日になるでしょう。私たちは自信をもって自分の為すべきことをし、有意義な一日を過ごしたいと思うのではないでしょうか。確かな一日を歩むにはどうすればいいのでしょう。自分で考えて、自分の力で、一つ一つのことを為していく。それも、立派なことです。でも、聖書は、私たちの歩みを確かなものするのは、主(神)であると教えているのです。神とともに歩む人生は、神の声を聴く人生です。弱さのうちに働いてくださる主を体験できますように。
2023/11/30
昨日でホンダマモル作品展示会ヒトリコテンが終わりました。6日間大勢の方が足を運んでくださったようで感謝です。早いもので11月の第五水曜祈祷会。午前中は箴言15章から、午後はルカ1:5‐25、57‐80を読みました。「主の目はどこにもあり、悪人と善人を見張っている。」「穏やかな舌はいのちの木。舌のねじれは霊の破れ。」主が絶えず私たちを見てくださっていることは、善を行うことへの動機を起こさせ、また、悪を行うことへの防止に役立ちます。穏やかな舌は自分だけでなく他の人を癒し、逆に舌のねじれは自分だけでなく他の人を裏切ることになるなど、心しておきたい言葉がたくさんありました。夜はザカリヤとエリサベツの老夫婦の前にガブリエルが現れて「あなたは男の子を産みます。その名をヨセフとつけなさい。」と告げられるところから。ザカリヤは祭司でありながらそのことが信じられず、赤ちゃんが誕生するまで口がきけなくなりましたが、神のことばが時至って実現するのを目の当たりにすると「ほむべきかな。イスラエルの神、主。」と喜びを爆発させたのです。今日も教会でともに集まって御言葉を学び、互いに祈り合える幸いを覚えました。
2023/11/29
11月の旧約聖書を学ぶ会がありました。出エジプト3章から。モーセは羊の群れを導きながら、神の山ホレブで不思議な光景を目にしました。主の使いが燃える柴の中に現れて「モーセ、モーセ」と呼びかけ、そこで「わたしの民、イスラエルの子らをエジプトから導き出せ。」という神の召命を受けたのです。モーセは思わず「私は、いったい何者なのでしょう」と自分の無力さを訴えました。それでも神は「わたしがあなたとともにいる。これが、あなたのためのしるしである。」と言ってモーセを力づけたのです。私たちも神の語りかけを聴いた時、それが自分の力の及ばないものだと思うとモーセのような言葉をすぐ口にしたくなるのではないでしょうか。でも、神の語りかけにはいつも約束が伴うことを心に留めておきたいものです。神はご自分を「『わたしはある』という者である」と啓示されました。それは神は昔いまし、今いまし、後に来られる方、永遠なる神、あらゆる物質の第一原因である方、他のものに全く依存せずに自立しておられる方であるということです。今日はあらためてこの御言葉が心に残りました。わたしはあるという方が私たちの希望です。
2023/11/26
11月第四主日、今日は関西宣教区の講壇交換日でした。大和郡山めぐみ教会の正村献三師をお迎えしてメッセージを取り次いでいただきました。ヨハネ12:35‐36、「自分に光があるうちに、光の子どもとなれるように、光を信じなさい。」イエスさまは、すべての人を照らすまことの光としてこの世に来てくださいました。神である立場をお捨てになってまで、私たち人間が光の子どもとなれるように、救いの道を示すために…ご自身をお献げくださったのです。信仰とは、このイエス・キリストを自分の救い主として信じることです。私とは違って、普段から寡黙な正村師がご自身の証しも交えながら、わかりやすく丁寧に語ってくださいました。感謝いたします。私も奈良での奉仕を終えて帰って来ると、教会はアドベントを迎える準備が始まっていました。『アドベント』とは『待降節』のこと、『来る、到来する』という意味があります。イエスさまのご降誕をお祝いし、この方が再び来られる日を待ち望む時です。『クリスマス』とはどんな日なのか…私にとってどんな意味があるのか…今年も一人でも多くの方に聖書を通して神の語りかけを聴いて頂きたいと思っています。
2023/11/26
昨日あたりから急に秋も深まって、昼間も気温が上がらずに12月並みの寒さとなりました。これだけ寒暖差があると体調を崩す方も増えるのではないでしょうか。皆さま、どうぞご自愛くださいますように。この時期、箕面の山はもみじが鮮やかな秋色に変わり、今日、明日が一番の見頃となるそうです。ちょっと寒いかもしれませんが、夜のライトアップもお薦めです。さて今年も、いのちのことば社のゴスペルボックスが教会に来てくれました。インターネットを使えばいつでも好きな本を手軽に入手できるのですが、アナログ人間の私は…やはり紙媒体の本を手に取って読めるのが嬉しいです。古書コーナーもあって、欲しい本が幾つも見つかりました。デジタルの時代ですが、ぜひゴスペルボックスにはこのままがんばってほしいと思います。今日は教会のお掃除の奉仕者に加えて、クリスマスリースの飾りつけにきてくださった兄姉たちがいたので、いつもより賑やかな土曜日でした。明日の箕面めぐみ聖書教会は、関西宣教区の講壇交換日です。大和郡山めぐみ教会の正村献三師がメッセージを取り次いでくださいます。優しく温かみのある先生のメッセージを、お楽しみに。
2023/11/25
教会のデボーションは箴言12章から。「心の不安は人を落ち込ませ、親切なことばは人を喜ばせる。」誰もが『忘れられない親切なことば』として覚えているものがあるのではないでしょうか。私は25歳の時に、初めて教会に行きましたが、誰ひとり知り合いもいなかったので、神を知らない自分のような者が来ても良いのだろうかと不安でした。そんな時『ようこそ、教会へ』と親切に声をかけてくれたがある青年いました。私はその彼の一言にとても安心してリラックスできたのを覚えています。その後も彼は私にずっと親切にしてくれて、いつからか『牧師になった方がいい』と言ってくれた最初の友人となりました。彼の言葉を真に受けた訳ではないのですが…今、本当に牧師となっていることを思うと、彼の影響は大きかったと思います。そんな彼が、今年も大阪で個展を開催しているというので行ってきました。『ヒトリコテン』11月23日~28日までやっています。彼の描いた絵を見ると、どこ懐かしいような、心がほっこりするような不思議な感覚になると思います。ご都合のつく方はぜひお立ち寄りください。そして、日曜日はぜひお近くの教会にいらしてください。
2023/11/23
11月第四水曜祈祷会、教会のデボーションは箴言10章から。「憎しみは争いを引き起こし、愛はすべての背きをおおう。」暗いニュースばかりが目立つ中で、あらためて心に響いてくる御言葉でした。人間にとって一番大事なことについて、ある人は『衆知こそ人間の偉大さを発揮させる最大の力』と仰ったそうです。果たして人間は万物の王者と言えるのか…。神のかたちに造られ、万物を治めるように命じられた本来の人間はどれほど豊かな賜物をいただいていたのでしょう。しかし、人間は罪を犯すことで、その立場、使命、賜物を自ら捨て去ってしまったのです。それ以降の歴史は、争いを繰り返し、神に背を向け、自然災害などにも弱い存在になってしまいました。神はそんな人間を憐れんで救い出すために、イエスさまをこの地に遣わしてくださったのです。イエスさまが成してくださったのは、まさに愛と赦しのわざでした。それによって、私たちはすべての罪からおおわれたのです。今日が召天日だった英国の作家C.S.ルイスはこう言ました。『新しい目標を持ったり、新しい夢を見るのに、年取り過ぎたということはない。』あなたも新しい一歩を始められませんか。
2023/11/22
今週は教団の教職教育部の会議で静岡県の聖心会裾野黙想の家に行っていました。来年度のことなどいろいろと審議事項も多い会議ですが、今回は宿泊先がよかったので充実した二日間となりました。ご準備くださったS牧師に感謝です。一面に広がる茶畑と富士山を眺めながら、朝は歩きながらのディボーションでした。箴言9章から。「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟ることである。」箴言の中心テーマがここでも語られています。「知恵」とは、神を知ることを意味しますが、これは本を読んだり学べばわかるというものではありません。何より子どものような素直な心で神さまを心に受け入れなければなりません。もともと人の心は頑なで、自己中心ですから、神を受け入れることに抵抗があるものです。でも、その心を砕いていただいて、神中心に生きることができるなら、それは恵み以外の何ものでもありません。会議が終わり、せっかく三島まで来たので…以前よりあこがれだった先生のお宅を訪問させていただきました。そこで話していただいた一つ一つのことが心に沁みて、珠玉の時間でした。大きなご褒美をいただいて、これから帰阪します。
2023/11/19
11月第三主日、少し肌寒く感じる朝でしたが、眩しい光が差し込む教会で収穫感謝礼拝を献げました。日ごとの糧を与えてくださる主に心から感謝をいたします。礼拝メッセージは詩篇95篇から。「さあ 主に向かって 喜び歌おう。私たちの救いの岩に向かって 喜び叫ぼう。」礼拝とは、主を喜び賛美することであり、主の御前にひれ伏すことであり、主の御声を心で聴くことです。まことに主は大いなる神。すべての神々に勝って、大いなる王です。その方の招きに応えて、感謝をもって、賛美をもって、御前に進み出ましょう。また、私たちを造られた主の御前にひれ伏し、膝をかがめましょう。「今日 もし御声を聞くなら …心を頑なにしてはならない。」神は御言葉をもって語りかけてくださる方です。また、私たちの賛美を喜ばれる方です。順境の時も、逆境の時も絶えず御名をほめたたえる者でありたいものです。今日は礼拝後に5名の兄姉の転入会式がありました。素晴らしいお証しとご家族での特別賛美に心が潤されました。午後からは囲碁将棋クラス、卓球大会、新しい『ぶどうの木ーほっこり、ゆったり、まったりタイム』もあって、盛りだくさんの一日でした。
2023/11/17
横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて46年もの年月が過ぎました。当時、13歳の少女は部活からの帰宅途中で連れ去られてしまいました。どんなに怖かったでしょう…。母親の早紀江さんも必死になって探しましたが、見つからず、親戚からは『先祖を大事にしていなかった罰なのでは…』と言われたそうです。そんなある日、ある宣教師が早紀江さんに一つの聖書の言葉を紹介しました。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。この人に神のわざが現れるためです。」この御言葉との出会いが、早紀江さんがクリスチャンになる一つのきっかけになったそうです。早紀江さんも元気なうちに…めぐみさんが生きて帰って来ることを信じて心からお祈りします。今日のハーフル英会話はレッスン後にチャペルタイムがありました。ルカ7:36~。『なんでも鑑定団』という番組で、時々、古くから家にあったものが専門家たちに鑑定してもらうとどんでもない値段だったということがあります。同様に、私たちも『神の赦し』を安く見積もっていることはないですかというお話しでした。それがどんなに値打ちがあるかは、やがて神の御前に立つ時、明らかになるのです。

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