初めに神が

教会の近くに、少し高台となった見晴らしのいい散歩道があります。今日は天気も良く、さわやかな風の中で自然豊かな箕面の町を一望してきました。こんな身近なところでも神さまの創造の御業の素晴らしさを感じることができて感謝です。GWも終わり、いよいよ気を引き締めて、夢の実現に向けて祈っていきたいと思います。

 

『初めに神が』(創世記1:1-2:3)メッセージ要約

初めに、神が天と地を創造した。

 簡潔で、かつ深遠なるこの一文は、聖書全体の土台とも言える重要な御言葉です。それゆえ聖書を読む私たちはまず初めに、この御言葉を信じるか、信じないかの選択が求められます。もし信じて読み始めるなら、そこには永遠なる神の存在を示す多くの印を見出すでしょう。そして、この一文から始まる創世記1章には、「世界の創造」から「人類の誕生」に至るまで神の英知と御心が存分に語られています。それは今日の私たちにもつながる神の壮大なるメッセージです。

 神がまず創造されたのは、「時間」と「空間」の初めです。「初めに」とは神が時間と歴史の初めを定められたことを表わします。また、「天と地」とは両極を指して全体を意味する修辞的な表現であって、まさに存在するすべてのものを指しています。私たちもまずこの創世記1:1をしっかり信仰をもって受け止めたいと思います。次は、神が御心によって万物を創造されたことです。2節以降は「地」に焦点が当てられ、「茫漠として、何もなかった」ところに神が意志をもって秩序を生み出された様子が記されています。神は六日間の創造を終えられて「非常に良かった」と宣言されました。こうして第七日目に、神は創造の御業の完成を告げられて休まれたのです。神はこの日を祝し、聖なる日とされました。この神との安息への招きはまだ続いています。私たちもまた、神の作品(エペソ2:10)として、神をあがめ、神に喜ばれる相応しいあり方をしていこうではありませんか。