6月最初の祈祷会はマタイ9:27~38「いつくしみ深い主」というテーマで御言葉を学びました。目の見えない二人の盲人は、イエスさまに憐れみを叫び続けました。主はそんな彼らに「あなたがたの信仰の通りになれ」と癒されたのです。彼らはどんなに嬉しかったことでしょう。当然黙っていられるはずがありませんが、主はそんな思いをよくわかった上で「だれにも知られないように…」と厳しく命じられました。えっ?どうして?と思うところ…。でも、いつくしみ深い主の御思いは、私たちの思いより遥かに高いのです。病の癒し以上に大切なことがある、羊飼いのいない羊の群れのように、弱り果てて倒れている者たちが大勢いる、収穫は多いが働き手が少ない。私たちを見て深く憐れまれる主は、今日も救われる魂を、ご自分の御業に献身する者たちを探しておられるのです。