離婚、結婚、独身…

祈祷会はマタイ19章~、パリサイ人たちはイエスを陥れようと「離婚」について質問しました。申命記24:1には、何か恥ずべき事を発見した場合には離婚状を書いて離縁できるとあります。「何か恥ずべき事」とは何か。当時の律法学者の間には、姦淫だけを指す、あるいは、もっと広い意味もあるの二つの立場がありました。いずれにせよ、主はそこで彼らの質問に直接答えず、その根源的な「結婚」とは何かを明らかにされたのです。「それゆえ…ふたりは一体となるのである。」つまり結婚とは男と女に造られた者たちが本来の一体性を回復することであり、それゆえ主は「神が結び合わせたものを人が引き離してはならない」と教えられたのです。今日の離婚原因の一位は「性格の不一致」とのことですが、あらためて結婚、離婚、独身について聖書から見つめ直したいものです。