主にあって喜びなさい…

水曜祈祷会はピリピ人への手紙3:1~、この手紙は『いつも喜んでいなさい』という言葉が繰り返し出てきます。私たちは日常生活でいろいろなことに喜びます。試験に合格した、会社で給与がアップした、欲しかった洋服を手に入れた…でも、それらは継続的な喜びとはなり得ません。いつまでも変わらない喜びなどあるのでしょうか。その秘訣は「私の主であるキリスト・イエスを知っていることの素晴らしさのゆえに」という言葉にあります。この手紙を書いているパウロは、キリストを宣べ伝えたがゆえに獄中にいました。ですから、普通に考えればとても喜べる状況ではなかったはずでした。それでも彼の心には、そうした周りの状況や外的な要因に左右されない真の喜びがあったのです。『神を知る』とは、単なる知識としてではなく、どんな時も神とともに歩むことなのです。