聖徒として召された方々へ…

5月第一主日、朝は小雨が降っていましたが、午後からは晴れて穏やかな一日でした。今日から礼拝ではⅠコリントから学んでいきます(リビングライフの補足も覚えて)。パウロは第二次伝道旅行の際にコリントを訪問し、良き協力者も得て、教会の基礎を据えました。でも、パウロが宣教拠点を変えていなくなると、教会内にさまざまな問題が噴出してきたのです。パウロもそのことを聞いていましたが、その諸問題から書き始めるのではなく、まずコリントの教会が神の教会であること、そこに集う一人一人は聖徒として召された者であることから記していきました。今日の教会にもさまざまな問題はあります。完全な人間がいないように、完全な教会もこの世に存在しません。でも、たとえどんな問題があっても、教会は人間の業によるものではなく、神の御業であり、神がお一人ひとりを召されていることを覚えたいものです。この教会の原点をいつも忘れずにいたいと思います。