われは我が咎を知る。…

…我が罪は常に我が前にあり」夏目漱石の『三四郎』に出てくる一文です。彼が持っていた英文聖書には、書き込みが幾つもあり、線が付してあったそうです。先の言葉も詩篇51:3からの引用でした。自分が罪人であり、神の敵となっている…そう言われてもピンとこない人が多い中で、教会はそのことを第一に示し、それゆえの和解を語る使命があるのです。