行く道は険しくとも…

9月第二主日、礼拝メッセージは使徒の働き14章から。アンティオキヤの教会から聖霊によって派遣されたパウロとバルナバ。彼らが宣教地で福音を語ると、それを受け入れる者と、反発するとに分かれました。迫害者たちはついにパウロを石打ちにして死ぬほどのケガを負わせましたが、彼の宣教の情熱はおれませんでした。危険を顧みず、翌日から通ってきた町を引き返して、新しくキリスト者となり、誕生したばかりの教会を巡って彼らを霊的に励ましたのです。「私たちは、神の国に入るために、多くの苦しみを経なければならない。」パウロのことばは率直で、真実でした。イエス・キリストを信じて信仰者となっても、苦しみはあり、しかもそれは一つや二つではないというのです。でも、行く道がどんなに険しくとも、パウロは確信的にこう勧めます。「信仰にしっかりとどまりなさい」周りに流されず、現実に惑わされず、ただ主とともに歩む先に勝利があるのです。