主のことばに導かれて…

今日からデボーションブックはエレミヤ書に入りました。エレミヤは南ユダのヨシヤ王の時代に預言者として召されました。その後、南ユダは短期間に目まぐるしく王が変わり、エルサレムは滅亡の一途をたどり、バビロン軍によって神殿も崩壊され、多くの民が捕囚として連れ去られる激動の時代を迎えていました。主はエレミヤに言われました。「わたしは、あなたを胎内に形造る前からあなたを知り、あなたが母の胎を出る前からあなたを聖別し、国々への預言者と定めていた。」主のことばを受けて戸惑うエレミヤに、主は「まだ若いと、言うな。…わたしがあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。」と約束の言葉を与えられたのです。主は私たちの未熟さも、足りなさも、何もかもご存知の上でわたしに従いなさいと声をかけられる方です。ならば、私たちにとって大事なのは、どんなに前途多難に思えても、その方の声に信頼して、聴き従っていくことなのです。