その地に住んだ…

今日の水曜祈祷会はエレミヤ書40章から。ついにエルサレムの神殿が陥落し、多くの民が捕囚としてバビロンに連れて行かれました。エレミヤもその中にいましたが、バビロンの王ネブガドネツァルによって釈放され、あなたの面倒を見ようとまで言われました。エレミヤには、このあとはバビロンに行くもよし、エルサレムに残るもよし、「あなたが行ってよいと思う、気に入ったところへ行きなさい。」という選択の自由が与えられました。これによる彼の判断は「その地に残れた民の間に住んだ」、つまり荒廃したエルサレムにとどまり、貧しい残された民とともに住むというものでした。自分にはまだこの地で残された使命があるという判断だったのでしょう。どこまでも主の御心に生きようという思いが伝わってきました。私たちも主が命を与えてくださっている限り、今いるところで成すべき使命があります。主は自分に何を望んでおられるのかを考えたいと思わされました。