その名はインマヌエル…

アドベント第二週を迎え、二本目のローソクに火が灯りました。マタイの福音書にはイエス・キリストの誕生について、婚約中のマリヤとヨセフのことが記されています。ただマリヤについての記述は少なく、聖霊によって身ごもった事実だけがありました。一方のヨセフはこの事実をどうするか思い巡らす中で、主の使いが夢に現われ、神の御旨を告げられました。「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリヤをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。」思いがけない事実を知らされ、ヨセフはどんな心境だったのか。自分ならどう考えるだろうか。短い文章の中にさまざまな思いが浮かんでくる箇所です。結論として、ヨセフは信仰を持ってこのことを受け止めていきました。この二人の信仰の決断が素晴らしい救い主の誕生を見るのです。その名はインマヌエル…(神が私たちとともにおられる)という約束は何にも代えがたい私たちの希望の光です。