主に対してするように…

6月第三主日、さわやかな空が広がる朝でした。礼拝メッセージはコロサイ人の手紙3:18から。キリスト者の実際的な生活の勧めとして、パウロは3つの人間関係を挙げて記していきます。妻と夫、子と親、奴隷と主人。当時、立場の弱かった者たちにも一人ひとりに呼びかけるように記しているのが印象的でした。キリスト者の人間関係は決して一方的に義務を押し付けるものではありません。この手紙の執筆がAD61年ごろとすると、いかに聖書の教えが変わらない原則であるか、現代はおろか未来までも見据えたものであるかを思わされました。自分自身はどうなのか…と問われながら説教準備をし、不十分な自分を顧みて、語ることに躊躇を覚えましたが、主の赦しと憐れみの中で講壇に立たせて頂き、何より自分自身が教えられることの多い箇所でした。緊急事態宣言も今日で解除となり、長かった来会自粛も解除となります。今週もお一人ひとりの歩みが守られますように。