6月第四主日、礼拝に来会者が来られて教会に活気が戻ってきました。三部に分かれてではありますが、最初の会衆賛美で信徒の皆さんの声が聞こえてきた時、心に込み上げてくるものがありました。当たり前ではない現実をかみしめながら、いつもとは違った緊張感でお話をさせていただきした。コロサイ人への手紙4章2節から。「たゆみなく祈りなさい。感謝をもって、祈りつつ、目を覚ましていなさい。」パウロの宣教に欠かせないのが祈りです。祈りによって宣教の門が開かれ、祈りによって支えられていることを実感していたのでしょう。コロサイの教会の状況も思い浮かべながら、やはり最後は祈りの大切さを言わずにはおられなかったのだと思います。祈りは私たちの祈りを聞いて答えてくださる神の力です。そして、祈りは神との交わりであると同時に、信徒同士の交わりでもあることを、今日はあらためて感じました。主日の豊かな恵みに心から感謝いたします。