神を待ち望む信仰…

1月第四主日、頬にあたる風は冷たいですが、教会の中には温かな日差しが差し込んでいました。礼拝では今年の年間聖句の詩篇62篇からメッセージを聴きました。「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。神こそ、わが岩、わが救い、わがやぐら。私は決して揺るがされない。」「黙って」とはただ何もしないことではなくて、神に向かって沈黙すること、神に望みを置いて待つことです。「岩」「救い「やぐら」は神こそが真の拠り所であるということです。自分でジタバタしないでも、黙って神に信頼しているなら、揺さぶられることはあっても決して倒されることはありません。信仰とはまず神の前に沈黙することから始まります。目に見えるものがいつも頼りになるとは限りません。大事なのは、何があっても変わることのない神を信頼し、そのことばに聴き従うことです。神はいつも私たちの傍らにおられて、実生活の中で働いてくださるのです。