完了した…

今年も桜の満開の時期に受難週を迎えました。礼拝メッセージはヨハネ19章17節‐30節。イエスさまは十字架上で7つの言葉を語られましたが、ヨハネはその内の3つを記しました。まず母マリアと愛弟子に向かって「あなたの息子です。…あなたの母です。」という十字架のもとに新しい霊的関係を築かれました。神の家族の始まりがここに見られます。また、聖書が成就するために「わたしは渇く」と言われました。それは父が下さった苦難の杯を余すところなく飲み干されることを象徴しています。そして「完了した」と言って頭を垂れて霊をお渡しになりました。ここに私たちの救いに関わる一切のことが完了したのです。もはや動物を殺して捧げる必要もなければ、律法に縛られることもありません。今は恵みの時代、救いの日です。これはとてつもない出来事です。イエスさまという一粒の麦が地に落ちて死んでくださった故に、私たちに永遠のいのちがもたらされたのです。