Easter egg…

初夏を思わせるような暖かな一日でした。今日もハートフル英会話のクラスから楽しそうな会話が聞こえてきました。ある受講生の方から『イースターエッグってなんですか』と質問がありました。イースター(Easter)という言葉は、ゲルマン民族の春の女神エオストレEastreを崇める春祭りから派生した語とされています。元々春の訪れを喜ぶ北部ヨーロッパの古宗教を当時のローマ教皇がキリスト教文化に積極的に取り入れたところから定着したようです。春は冬枯れから新しい生命が一斉に芽生える季節。死から命が与えられる復活のイメージにピッタリです。クリスマスの日を、太陽神を祭る冬至の習慣から取り入れた経緯と似ています。さて、卵ですが、固い殻の中から、新しい生命が誕生するところから、復活、永遠のいのちと結びつけられたようです。他にも、ウサギ、ひよこ、ゆり、棕櫚など、いずれも春の喜びを、イースターの喜びと重ねて用いているものがあります。