良いことの計らいとする神…

五月第四水曜祈祷会、午前は創世記50章から、午後はマタイ16章から、聖書の言葉を学びました。父の寵愛を受けていたヨセフは兄たちの嫉妬を買い、エジプトの商人に売られ、牢獄に入れられ、人に裏切られ…なんとも悲惨な人生を歩みました。それでもヨセフは神につぶやくこともなく、置かれた所で精一杯仕えました。主はそんな彼とともにおられ、やがて時至ってエジプトの王ファラオの夢を解き明かすことで、エジプトの宰相となり、未曽有の災害から全世界を救ったのです。神はそんなヨセフに父ヤコブをはじめ兄たちとの再会の時を備えておられました。それはまるで天国での再会を思わせるような感動の場面でした。ヨセフは苦難の人生を歩みましたが、神はそれを良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。人生は何が起こるかわかりません。すべてをご存知である神の計画を信じて歩みましょう。