主が来られる日まで…

2月第一主日、立春を迎え、暦の上では春が始まりました。まだしばらく寒い日は続きますが、日に日に一日が長くなるのを感じながら温かな春を待ち望みたいと思います。礼拝メッセージはⅠコリント11:23‐26から。イエスさまは、渡される夜、弟子たちと最後の食事をとるとき、パンを取り、祝福してこれを裂き、弟子たちに与えて言われました。「取って食べなさい。これはわたしのからだです。」今日の聖餐式の元になった言葉です。聖餐式のパンとぶどう酒は、イエスさまの裂かれたからだ、流された血潮を表しています。イエスさまは私たちの罪の身代わりとなって十字架にかかり死んでくださいました。それによって私たちに神との平和が与えられ、私たちは癒されたのです。さらにイエスさまは死からよみがえって、今も生きておられ、私たちを聖餐に招き、やがて再び来られるとあります。まさに過去、現在、未来まで、キリスト教の中心教理がすべてこの聖餐に表されています。「ですから、あなたがたは、このパンを食べ、杯を飲むたびに、主が来られるまで主の死を告げ知らせるのです。」イエスさまの救いの素晴らしさが一人でも多くの方に伝わりますように。