今日は時折みぞれ混じりの雨が降る寒い一日でした。聖書通読はマタイ14章とマルコ11章から。イエスさまのご命令で、弟子たちは舟に乗り込み向こう岸へと向かいますが、途中で強い向かい風に煽られ、夜明けまで波に悩まされました。自分たちがこんなに困っているのに主は何をしているんだ…と思う者もいたでしょう。すっかり気が動転してしまった弟子たちは、荒れ狂う湖の上を歩いてくるイエスさまを見ても、だれかわかりませんでした。イエスさまはそんな狼狽する彼らを憐れんで、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」と声をかけられ、助けられたのです。同様の記事は8章にもありました。イエスさまはこのような信仰の訓練をしばしばなされたということでしょう。私たちの信仰も平時ではなく、想定外の有事の中でこそ試されるものです。大事なことは、イエスさまは私たちの弱さを十分知っておられて、「主よ、助けてください」と求めるなら、助けてくださるということです。私たちも、今も生きておられ、ともに歩んでくださるイエスさまを体験して、「まことに、あなたは神の子です」という信仰を告白し続けていこうではありませんか。